日本の夏は年々厳しさを増し、2025年は東京の真夏日が過去最多の73日を記録しました。環境省のデータでも「犬の熱中症搬送相談件数」は7〜8月に急増し、特に短頭種(フレンチブルドッグ、パグ、シーズー)と大型犬、シニア犬はリスクが高いとされています。暑さ対策は「涼しい環境を作る」「水分補給の工夫」「散歩時間帯の見直し」の3本柱で組み立てる必要があります。
今回ご紹介するのは2026年4月時点で人気の高い犬用暑さ対策グッズ10選を、室内・散歩・お留守番の3シーン別にまとめました。マイベスト・PEPPY・IDOG&ICATなど主要ペットメディアのレビュー評価、Amazon・楽天の売れ筋、獣医師監修記事の推奨アイテムを総合的に比較しています。愛犬の犬種・体格・年齢に合わせた選び方までナビゲートします。
- 犬の熱中症リスクと暑さ対策が必要な3つのサインがわかる
- 室内・散歩・お留守番の3シーン別おすすめグッズがわかる
- クールマット3タイプ(アルミ・ジェル・接触冷感素材)の違いがわかる
- 短頭種・大型犬・シニア犬の対策優先順位がわかる
- 犬の暑さ対策が2026年に重要視される理由
- 犬用暑さ対策グッズおすすめ10選|2026年版
- 室内用グッズ|エアコン併用で快適空間を作る
- 1. ペットベスト アルミクールマット M(約3,280円)
- 2. リッチェル ペットクールシート ジェルタイプ L(約4,580円)
- 3. PETKIT ペットゲージファン(約6,980円)
- 散歩用グッズ|朝夕の時間帯でも油断しない
- 4. ペティオ 犬用ネッククーラー(約1,680円)
- 5. iDog ペット用クールベスト(約3,480円)
- 6. 犬用シューズ 肉球保護タイプ(約2,480円)
- 7. 犬用折りたたみ水筒 500ml(約1,280円)
- お留守番用グッズ|エアコン故障時のバックアップも想定
- 8. 自動給水器 3L(約2,980円)
- 9. スマートペットカメラ 温度モニタ機能付き(約8,980円)
- 10. 保冷剤付きクーラーボウル(約1,980円)
- クールマット3タイプの違いと選び方
- 購入前に知っておきたい失敗談と電気代の節約ワザ
- 楽天市場でカテゴリ別に比較する
- よくある質問
- 愛犬と安全な夏を過ごそう
犬の暑さ対策が2026年に重要視される理由
気象庁の長期予報によると、2026年夏も平年より高い気温が続く見通しです。過去10年で日本の犬の熱中症発症件数は約1.8倍に増加したというデータもあり、飼い主の間でも「これまで通りの対策では足りない」という認識が広がっています。対策が必要な犬種・シチュエーションの見極めが第一歩です。
| リスク区分 | 犬種・状態 | 対策の優先度 |
|---|---|---|
| 高リスク | 短頭種(フレンチブル・パグ・シーズー・ブルドッグ) | 最優先で全方位対策 |
| 高リスク | 大型犬(ゴールデン・ラブ・バーニーズ) | 室内冷房+散歩時間の徹底管理 |
| 高リスク | シニア犬(10歳以上) | 室内環境の質を最優先 |
| 中リスク | 肥満傾向の犬 | ダイエットと併行した対策 |
| 中リスク | 黒毛の犬種 | 散歩時の日陰確保と冷却グッズ必携 |
| 標準リスク | 中型犬・標準体型 | 基本3点セットで充分 |
暑さ対策の第一歩は「日常のサインを見逃さないこと」です。次のような状態が続くと熱中症の前段階と考えられます。
- 舌を出してハアハアと呼吸する時間が長い(パンティング)
- よだれが通常より多い
- 散歩後にぐったりして水を大量に飲む
- 床にぺったりとお腹をつけて冷たい場所を探す
犬用暑さ対策グッズおすすめ10選|2026年版

室内用グッズ|エアコン併用で快適空間を作る
1. ペットベスト アルミクールマット M(約3,280円)
アルミニウム製のひんやり素材で、電源不要で半永久的に使えるスタンダード品です。犬がお腹を乗せると体温がマットに逃げ、体感温度を2〜3度下げてくれます。フローリングの床よりもひんやり感が持続し、中型犬のお気に入りスポットになりやすい仕様です。
2. リッチェル ペットクールシート ジェルタイプ L(約4,580円)
内部に冷却ジェルが入ったタイプで、接触時の冷たさがアルミ製より強めです。夏場に特に熱をこもりやすい大型犬向けで、2〜3時間はひんやり感が続きます。犬が噛み破るリスクがある場合はカバーを併用しましょう。
3. PETKIT ペットゲージファン(約6,980円)
ケージに取り付ける小型扇風機タイプで、エアコンと併用することでケージ内の熱だまりを解消します。風量3段階調整と首振り機能を搭載し、お留守番中の愛犬の快適性を確保します。USB給電対応でモバイルバッテリーでも動作可能です。
散歩用グッズ|朝夕の時間帯でも油断しない
4. ペティオ 犬用ネッククーラー(約1,680円)
水で濡らして振るだけで冷却効果が出るPVA素材のネッククーラーです。小型〜中型犬向けにSサイズ、大型犬向けにMサイズがあり、散歩前に首に巻くだけで頸動脈を冷やし、体温上昇を抑制します。約2時間の冷却効果があり、水分蒸発で自然乾燥します。
5. iDog ペット用クールベスト(約3,480円)
濡らして着せるタイプの冷感ベストで、背中と胸を同時に冷却します。日差しから皮膚を守る遮熱効果もあり、黒毛の犬種や短毛種の散歩に特に効果を発揮します。10〜15kgの中型犬を想定したMサイズが最も売れているモデルです。
6. 犬用シューズ 肉球保護タイプ(約2,480円)
アスファルト直射時の路面温度は真夏に60度を超えます。肉球のやけど防止に犬用シューズは有効で、4足セットで通気性のあるメッシュ素材のものが主流です。初回は家の中で30分〜1時間慣らしてから実際の散歩に投入しましょう。
7. 犬用折りたたみ水筒 500ml(約1,280円)
散歩中の給水は熱中症対策の最重要アイテムです。折りたたみ式のシリコンボウルと一体型の水筒は、ワンタッチで注げるため片手でも使いやすい設計です。500mlは中型犬1〜2時間の散歩に十分な容量です。
お留守番用グッズ|エアコン故障時のバックアップも想定
8. 自動給水器 3L(約2,980円)
お留守番中の水切れは熱中症の大きなリスクです。3Lの自動給水器は1〜2日間の給水を確保し、飼い主の外出時も安心です。定期的に洗浄しやすい分解構造を選びましょう。
9. スマートペットカメラ 温度モニタ機能付き(約8,980円)
ネットワークカメラに室温センサーを統合したモデルで、スマホから愛犬の様子と室温を同時に確認できます。室温が設定値(例: 30度)を超えると通知が届く機能は、エアコン故障や停電時の対応に直結する重要装備です。
10. 保冷剤付きクーラーボウル(約1,980円)
ボウル内部に保冷剤を入れる二重構造で、給水した水を長時間冷たく保ちます。お留守番中のぬるい水を犬が嫌がるケースに有効で、夏場の飲水量を増やす効果が期待できます。
クールマット3タイプの違いと選び方

クールマットは犬の暑さ対策の基本装備ですが、素材によって使用感と耐久性が大きく変わります。3タイプを比較しておきましょう。
| タイプ | 冷却感 | 耐久性 | 価格目安 | こんな犬向け |
|---|---|---|---|---|
| アルミ製 | 持続的に涼しい | 非常に高い(半永久) | 3,000〜5,000円 | 噛み癖がある犬 / 中型犬〜大型犬 |
| ジェル製 | 強いひんやり感 | 中程度(2〜3年) | 4,000〜8,000円 | 短頭種 / シニア犬 / 特に暑がる犬 |
| 接触冷感素材 | 穏やかな涼しさ | 低〜中程度(洗濯でへたる) | 1,500〜3,500円 | 小型犬 / 長毛種 / 床以外の場所で使いたい場合 |
最も汎用性が高いのはアルミ製で、初めて導入する家庭に向きます。シニア犬や特に暑がりな子にはジェル製を選ぶと満足度が上がります。
犬種別の対策優先順位

短頭種(フレンチブル・パグ・シーズー・ブルドッグ)
呼吸による放熱が不得意なため、室内のエアコンは必須です。加えてアルミクールマット+ペットゲージファンを室内に配置し、散歩は朝5時〜7時または夜20時以降に限定することを強く推奨します。ネッククーラーと給水ボウルの携帯は外出時の必須装備です。
大型犬(ゴールデン・ラブ・バーニーズ)
体が大きく体内の熱をこもらせやすい犬種です。ジェル製クールマット(Lサイズ)+扇風機+自動給水器3Lを家の涼しい部屋にセットし、散歩は日陰の多いルートを選びましょう。クールベストの併用も効果的です。
シニア犬(10歳以上)
体温調節機能が若い頃より低下しているため、室温管理の質が最優先です。スマートペットカメラ(温度モニタ機能付き)を導入し、外出時もスマホで室温を監視できる体制を整えましょう。クールマットはお腹を冷やしすぎない接触冷感素材が穏やかです。
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散歩時間帯の見直しと路面温度の確認

夏のアスファルトは日中60度を超え、肉球のやけどや熱中症の直接的な原因になります。次のルールを守るだけで、散歩中の熱中症リスクを大きく下げられます。
- 散歩は朝5時〜7時、または夜20時以降の涼しい時間帯を選ぶ
- 路面に5秒間手の甲を当てられない場合は散歩を中止する
- 気温30度以上かつ湿度70%以上の日は短時間散歩に切り替える
- アスファルトを避け、土や芝生の公園ルートを選ぶ
- 散歩前に水を与え、散歩後に冷水ではなく常温水を少量ずつ与える
購入前に知っておきたい失敗談と電気代の節約ワザ
暑さ対策グッズは「とりあえず買ってみたら愛犬が使ってくれなかった」「思っていた冷却感と違った」という声が多いカテゴリです。実際にSNSや口コミサイトに集まる飼い主のリアルな失敗談と、エアコン電気代を抑える併用ワザを整理しました。事前に知っておくと、無駄な買い直しと光熱費を同時に減らせます。
買って後悔した失敗談トップ5
- 失敗1: ジェルマットを噛んで破られた — 噛み癖のある若い犬は中身のジェルを誤飲する危険があります。カバー付きやアルミ製を検討してください。
- 失敗2: 思ったほど冷たくない — 接触冷感素材は犬の体温で数分で温まります。長時間冷却を求めるならアルミかジェル製が無難です。
- 失敗3: ネッククーラーが小さすぎた — 毛の量で実測より2〜3cm小さく感じる場合があり、中型犬で迷ったらワンサイズ上が安全な選択肢になります。
- 失敗4: 自動給水器のフィルタ交換コストが高い — 交換フィルタが月1,000円〜の製品もあるため、年間ランニングコストを比較してから購入してください。
- 失敗5: ペットカメラの夜間映像が見えない — 暗視機能なしのカメラは夜間や曇天で愛犬の様子がほぼ確認できません。IR赤外線対応モデルを選びましょう。
エアコン電気代の節約試算(6畳・24時間)
| 運転方法 | 1日電気代 | 備考 |
|---|---|---|
| エアコン28度のみ | 約250〜320円 | 標準設定 |
| エアコン28度+扇風機弱 | 約180〜230円 | 体感マイナス2度 |
| エアコン28度+ゲージファン+クールマット | 約160〜210円 | ピンポイント冷却 |
| 遮光カーテン+エアコン28度+扇風機 | 約140〜180円 | 窓からの熱流入カット |
遮光カーテンと扇風機・ゲージファンの併用で、エアコン単体運転より1日約100円、ひと夏で約9,000円の節約が期待できます。エアコン設定温度を1度上げるだけでも約10%の電力削減効果がある点も覚えておきましょう。
夜間散歩を安全に行うチェック5項目
真夏は夜20時以降の散歩に切り替える飼い主が増えています。ただし夜間散歩には別の危険があるため、出発前に次のチェックを行ってください。
- 反射材付きハーネスまたはLEDライト首輪を装着(自動車・自転車対策)
- 路面温度を手の甲で確認(夜21時でも35度以上残っている日があります)
- 蚊・ブヨへの誤接触を防ぐリードの長さ調整(1.5m以内推奨)
- 夜行性の蚊・ブヨ対策(フィラリア予防薬+忌避剤の準備)
- 水分補給用に折りたたみ水筒を必ず携帯
楽天市場でカテゴリ別に比較する
今回紹介したアイテム以外も気になる方は、楽天市場のカテゴリ別検索で価格帯・口コミ・配送速度を一覧で比較できます。0と5のつく日のポイント還元と合わせてチェックすると、同じ商品でも実質1,000〜2,000円安く購入できる場合も珍しくありません。
よくある質問

Q1. 犬の熱中症はどんな症状から始まりますか?
A. 初期症状は激しいパンティング(ハアハア呼吸)、よだれの増加、ぐったりした様子、ふらつきなどです。重症化すると嘔吐・下痢・意識低下が見られます。これらのサインが出たら、涼しい場所に移し、常温水を少しずつ与え、動物病院へ相談してください。
Q2. クールマットの上に犬が乗らない時はどうすれば良いですか?
A. 新しい物に警戒する犬は多く、導入後3〜7日の慣らし期間が必要です。お気に入りのタオルをマット上に敷く、マット近くでおやつを与える、飼い主がマット近くに座るなどして「安全な場所」と認識させると徐々に使い始めます。
Q3. エアコンは何度に設定するのが犬に適切ですか?
A. 獣医師が推奨する室温は26〜28度、湿度50〜60%が目安です。犬種により快適温度は異なりますが、短頭種とシニア犬は26度寄りに設定する方が安心です。
Q4. ネッククーラーは何時間持続しますか?
A. PVA素材の冷却ネッククーラーは水で濡らしてから約2時間の冷却効果があります。長時間の外出時は予備を持参するか、散歩中に再度水で湿らせると冷却効果を再開できます。
Q5. 犬用シューズは嫌がる子も多いと聞きましたが?
A. 初めて履かせると違和感で歩かなくなる子は多いです。1日5〜10分の家の中での慣らし練習を5〜7日続けると多くの犬が違和感を忘れます。どうしても慣れない場合は、散歩ルートを土や芝生の多い公園に変更する選択肢も検討しましょう。
Q6. 自動給水器とスマートカメラの併用は必要ですか?
A. お留守番が4時間以上になる場合は併用を強く推奨します。特にエアコン故障や停電が起きても気づけるのはスマートカメラの温度モニタ機能だけで、熱中症を未然に防ぐ最後の砦になります。
Q7. 暑さ対策グッズの予算はどれくらい必要ですか?
A. 基本3点セット(クールマット+ネッククーラー+折りたたみ水筒)なら合計7,000円前後で揃います。高リスク犬種の場合はペットゲージファンとスマートカメラを追加し、合計2万円前後を目安にすると安心です。
愛犬と安全な夏を過ごそう

犬の暑さ対策は、一つのグッズで完結するものではなく、室内環境・散歩時間・外出時の装備・お留守番の安全性を組み合わせて初めて効果を発揮します。今回取り上げた10選を参考に、愛犬の犬種・年齢・健康状態に合わせて装備を組み立ててください。早めに揃えておくことで、本格的な暑さが来る前に犬が新しいグッズに慣れる時間的余裕が生まれます。今年の夏は、愛犬と一緒に涼しく安全な毎日を過ごしましょう。
執筆・編集:
Paws暮らし編集部
専門分野:犬・猫・ペット健康・ペットフード・しつけ
最終更新:2026年04月16日
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