梅雨シーズンが近づくと「雨の日でも散歩に連れて行くべき?」「レインコートを嫌がって暴れる…」と悩む飼い主さんは多いのではないでしょうか。
犬にとって散歩はストレス発散と社会性維持に欠かせない日課です。雨だからといって毎回お休みにすると、運動不足やストレスの原因になることがあります。
この記事でわかること
- レインコート3タイプ(ポンチョ・フルカバー・マント)の特徴と選び方
- 犬種別×用途別のマッチング表
- モンベル・Hurtta・IDOG&ICATなどブランド別比較
- レインコートを嫌がる犬の慣らし方5ステップ
- 散歩後の乾かし方・ケア方法
犬用レインコート3タイプの特徴と選び方
犬用レインコートは大きく3つのタイプに分かれます。愛犬の性格や体型に合ったタイプを選ぶことが、快適な雨散歩の第一歩です。
| タイプ | カバー範囲 | 着脱のしやすさ | 動きやすさ | 向いている犬 | 価格帯 |
|---|---|---|---|---|---|
| ポンチョ型 | 背中〜お腹 | ★★★(かぶせるだけ) | ★★★ | 嫌がる犬・初めてのレインコート | 1,500〜3,500円 |
| フルカバー型 | 首〜足先まで全身 | ★☆☆(足を通す) | ★★☆ | 毛量が多い犬・泥はね対策重視 | 3,000〜8,000円 |
| マント型 | 背中〜腰 | ★★☆(マジックテープ) | ★★★ | 短毛種・軽い雨対策 | 1,000〜2,500円 |
ポンチョ型:着脱カンタンで初心者向き
頭からかぶせてマジックテープで留めるだけのシンプル構造です。足を通す必要がないため、レインコートを初めて着る犬にも抵抗が少ないのが特徴です。たですし、お腹や足先はカバーできないため、大雨や水たまりの多い道には不向きな面があります。
フルカバー型:全身を雨と泥から守る
首から足先まで覆うタイプで、長毛種やダブルコートの犬に特におすすめです。雨だけでなく泥はねからも全身を守れるため、散歩後のシャンプー頻度を大幅に減らせます。モンベルやHurttaなどアウトドアブランドの製品はこのタイプが多く、耐久性も高めです。
マント型:軽くて動きやすい
背中から腰にかけてカバーするシンプルなデザインです。重量が軽いため、小型犬や洋服を嫌がる犬にも受け入れられやすい傾向があります。小雨程度の散歩なら十分な防水力を発揮します。
おすすめ犬用レインコート12選|ブランド別比較
人気ブランドの製品を、タイプ別・犬種別に12商品厳選しました。
フルカバー型のおすすめ4選
| 商品名 | ブランド | 素材 | サイズ展開 | 価格 | 特徴 |
|---|---|---|---|---|---|
| ドッグ レインコート | モンベル | ハイドロブリーズ(透湿防水) | XS〜XL | 5,940〜6,490円 | アウトドアブランドの本格仕様。透湿性が高く蒸れにくい。フード付き |
| Monsoon Coat | Hurtta | Houndtex(独自透湿防水) | 25〜70cm | 7,700〜11,000円 | フィンランド発。シャカシャカ音が少なく音に敏感な犬にも安心 |
| レインスーツ | ALPHAICON | TPUラミネート | SS〜3L(30犬種対応) | 6,600〜8,800円 | 犬種別パターンで抜群のフィット感。胴長短足のダックスにも対応 |
| フルカバーレインコート | IDOG&ICAT | ポリエステル(撥水) | S〜3L | 3,300〜4,400円 | コスパ優秀。反射テープ付きで夜間散歩の視認性UP |
モンベルの「ドッグ レインコート」は、人間用と同じハイドロブリーズ素材を採用しています。透湿性が高いため、蒸れにくいのが最大の特長です。長毛種のゴールデンレトリバーやコリーには特に相性が良いとされています。
Hurttaの「Monsoon Coat」は独自素材Houndtexを使用し、防水性と透湿性を両立。最大の特徴は生地の擦れ音が少ないこと。音に敏感な柴犬やシェルティーにも受け入れられやすいという口コミが多く見られます。
ポンチョ型のおすすめ4選
| 商品名 | ブランド | サイズ展開 | 価格 | 特徴 |
|---|---|---|---|---|
| レインポンチョ | PEPPY | SS〜3L | 2,750〜3,850円 | 背中ファスナーで着脱3秒。反射プリント付き |
| カッパ ポンチョ | MANDARINE BROTHERS | XS〜XL | 3,960〜4,950円 | おしゃれなデザインが人気。SNS映え重視の飼い主に |
| お散歩レインポンチョ | コーナン | S〜L | 1,078〜1,518円 | ホームセンターで手軽に購入可能。とりあえず試したい方に |
| レインウェアポンチョ | ドギーマン | SS〜L | 1,650〜2,200円 | 国内メーカーの安心品質。サイズ交換対応あり |
マント型+便利グッズ4選
| 商品名 | ブランド | カテゴリ | 価格 | 特徴 |
|---|---|---|---|---|
|
紗布コート 女物 レディース 雨コート レインコート 雨具 洗える S M L 送料無料 koui 仕立て上がり品だからすぐに着用できるのがセールスポイント 女性用 婦人物 オールシーズン ダスターコート ちり除け 洗える お手入れ簡単 送料無料 日本の伝統文化 お稽古 着付け教室 19,800円 (税込) _e4d4ee70-ee47-4e00-8f83-05ab5cfe0ea9″ target=”_blank” rel=”noopener noreferrer nofollow” style=”color:#bf0000;text-decoration:underline;”>レインマント |
IDOG&ICAT | マント型レインコート | 1,980〜2,750円 | 背中のみカバー。超軽量で嫌がる犬に最適 |
| 犬用レインブーツ | Pawz | 足元保護 | 1,540円(12枚入り) | 使い捨てゴムブーツ。泥道・ガラス片から肉球を保護 |
| 折りたたみペット用ドライヤー | アイリスオーヤマ | 散歩後ケア | 4,980円 | 大風量+低温設定で被毛を素早く乾かす |
| 超吸水ペットタオル | アイオン | 散歩後ケア | 1,320円 | PVA素材で通常タオルの約5倍の吸水力。絞って繰り返し使える |
犬種別×用途別マッチング表

犬種によって体型・毛量・性格が大きく異なるため、「全犬種に共通のベスト」は存在しません。以下のマッチング表を参考に、愛犬に合ったタイプを選びましょう。
| 犬種の特徴 | おすすめタイプ | おすすめブランド | 理由 |
|---|---|---|---|
| 小型犬(チワワ・ポメ・マルチーズ) | ポンチョ型 or マント型 | PEPPY / IDOG&ICAT | 軽量で体への負担が少ない。マジックテープで調整しやすい |
| 中型犬(柴犬・コーギー・ビーグル) | フルカバー型 | モンベル / ALPHAICON | 泥はね対策が重要。柴犬はダブルコートで濡れると乾きにくい |
| 大型犬(ラブラドール・ゴールデン) | フルカバー型 | Hurtta / モンベル | 耐久性重視。大型犬の引っ張りにも耐える縫製が必要 |
| 胴長犬(ダックスフンド・コーギー) | フルカバー型(犬種別) | ALPHAICON | 犬種別パターンで胴長体型にフィット。汎用品だとお腹が出がち |
| 短毛種(フレブル・パグ・ボストンテリア) | マント型 | MANDARINE BROTHERS | 毛が短く乾きやすいため、背中カバーだけで十分なケースが多い |
| 服を嫌がる犬 | ポンチョ型 → 慣らし後にフルカバーへ | コーナン(お試し用)→ モンベル | まず安価なもので慣らし、受け入れたらグレードアップ |
レインコートを嫌がる犬の慣らし方5ステップ

「着せようとすると逃げる」「固まって動かなくなる」という犬は少なくありません。いきなり本番で使うのではなく、1〜2週間かけて段階的に慣らすのが成功の鍵です。
- ステップ1(1〜2日目):レインコートの匂いに慣れさせる
レインコートを床に置いておき、近づいたり匂いを嗅いだりしたらおやつをあげます。「レインコート=良いことが起こる」と関連づけます - ステップ2(3〜4日目):体に触れさせる
レインコートを背中に軽くのせて、すぐに外します。嫌がらなければおやつで褒めます。のせている時間を少しずつ伸ばしていきましょう - ステップ3(5〜7日目):室内で短時間着用
マジックテープやボタンを留めて、3〜5分だけ室内で着用。おやつや遊びで気をそらしながら、「着ている状態=楽しい」を刷り込みます - ステップ4(8〜10日目):室内で10分〜30分着用
着用時間を徐々に延ばします。この段階で嫌がる素振りがなくなれば、次のステップへ進みます - ステップ5(11日目〜):実際の雨散歩で使用
小雨の日を選んで短めの散歩(10〜15分)からスタート。帰宅後はたっぷり褒めておやつをあげ、良い記憶で終わらせます
犬のしつけの基本については「犬のしつけ本おすすめ10選」も参考にしてみてください。慣らし練習にも応用できるポジティブ強化のテクニックが紹介されています。
雨散歩後のケア方法|乾かし方と注意点

雨の日の散歩後に適切なケアをしないと、皮膚トラブルや匂いの原因になります。
帰宅直後の3ステップ
- 玄関で足を拭く:超吸水タオル(アイオン等)で肉球の間まで丁寧に。肉球の間に水分が残ると指間炎の原因になります
- 体全体をタオルドライ:ゴシゴシ擦らず、タオルを押し当てるように水分を吸い取ります。特に耳の裏・脇の下・お腹は見落としがちなポイントです
- ドライヤーで仕上げ:低温(40℃以下)+大風量で乾かします。高温は皮膚を傷めるため注意が必要です。乾かす時間の目安は小型犬5〜10分、中型犬15〜20分、大型犬30分以上
レインコートのお手入れ
使用後は水洗い→陰干しが基本です。洗濯機は避け、ぬるま湯で手洗いしましょう。撥水加工は使用回数が増えると効果が落ちるため、20〜30回使用を目安に撥水スプレーで復活させます。
暑い季節の散歩全般の注意点については「犬の夏バテ対策ガイド」でも詳しく解説しています。梅雨〜夏にかけてはレインコートと暑さ対策の両方が必要になります。
よくある質問

Q. 雨の日は散歩を休んでもいいですか?
小雨程度なら散歩に行くのがおすすめです。たですし、台風や暴風雨の場合は無理をせず室内で遊ぶ時間を増やしましょう。2〜3日連続で散歩を休むと、犬によってはストレスで吠えや噛みが増えることがあります。室内でのノーズワーク(嗅覚を使った遊び)やトリックトレーニングで代替するのも効果的です。
Q. レインコートのサイズ選びで失敗しないコツは?
首回り・胴回り・着丈の3箇所を測りましょう。メジャーを体に密着させ、指1本分の余裕を加えたサイズが適切です。迷ったら大きいサイズを選び、マジックテープや紐で調整する方が失敗が少ないです。ALPHAICONのように犬種別パターンがあるブランドなら、より正確なフィット感が得られます。
Q. レインコートの下にハーネスは着けられますか?
レインコートの上からハーネスを装着する方法と、ハーネス穴付きのレインコートを使う方法があります。PEPPYやIDOG&ICATの製品にはリード穴が付いているモデルがあり、レインコートの上からリードを接続できます。安全のため、散歩中は首輪よりもハーネスの使用をおすすめします。ハーネスの選び方は「犬用ハーネスおすすめ10選」で詳しく紹介しています。
Q. 犬用レインブーツは必要ですか?
通常のアスファルト散歩なら不要なケースが多いです。たですし、ガラス片が多い道・工事現場の近く・砂利道を通る場合は肉球保護の観点から使用する価値があります。Pawzの使い捨てゴムブーツ(12枚入り約1,540円)は、1枚あたり約128円で手軽に試せます。
Q. 撥水スプレーは人間用を犬のレインコートに使えますか?
フッ素系の撥水スプレーは犬のレインコートにも使用可能ですが、スプレー後は十分に乾かし、犬が舐めないよう注意が必要です。心配な場合はペット用品メーカーが販売する専用スプレーを選びましょう。
Q. モンベルとHurttaで迷っています。どちらがおすすめですか?
動きやすさと価格重視ならモンベル(5,940〜6,490円)、静音性と耐久性重視ならHurtta(7,700〜11,000円)がおすすめです。音に敏感な犬(柴犬・シェルティー等)はHurttaのシャカシャカ音が少ない素材が合いやすいです。アクティブに動く大型犬は、Hurttaの耐久性の高い縫製が安心感があります。
Q. 梅雨に備えて他に用意しておくべきグッズはありますか?
レインコート以外では、超吸水タオル・滑り止め付きマット(玄関用)・室内遊び用のノーズワークマットの3つがあると安心です。特に超吸水タオルは普通のタオルの約5倍の吸水力があり、散歩後のケア時間を大幅に短縮できます。
梅雨を愛犬と快適に過ごすための第一歩

雨の日の散歩を「面倒なもの」から「愛犬との特別な時間」に変えるのは、適切なグッズ選びにかかっています。
まずは次のアクションから始めてみましょう。
- 愛犬のサイズを測る:首回り・胴回り・着丈の3箇所をメジャーで計測
- タイプを決める:初めてならポンチョ型、しっかり防水したいならフルカバー型
- 1〜2週間の慣らし期間を設ける:梅雨入り前の今がベストタイミング。6月上旬の入梅まで約40日あるので、焦らず慣らせます
レインコートを着て元気に歩く愛犬の姿は、きっと飼い主さんにとっても嬉しい光景になるはずです。今のうちにグッズを揃えて、梅雨シーズンに備えましょう。

